著者がカリスマ経営者ではなく等身大(失礼)だからこそ、かゆいところに手の届く、マインドの変え方から具体的な準備期間の方法などがとても役立ちます。
ノマドにあこがれる人はまず読んでほしい。(ノマドや独立へ厳しいスタンスではないのでご安心を)
序章 会社を辞めてニートになっても、食べていこう
序章 会社を辞めてニートになっても、食べていこう
自ら選択する「自由」による不幸
「課長 島耕作」は僕たちのロールモデルにならない
選択をしないという選択もある
生きる意味を見つけるなら「好き」か「やるべきこと」をやろう
「好き」で「食う」は実現できる
第1章 「好き」で「食う」には何が必要だ
第1章 「好き」で「食う」には何が必要だ
「飯の種」より食うための「土台」を探そう
AKB48の成功要因はメンバーではなく仕組みそのものにある
収益の土台は必ずしも本業でなくていい
ハーバードもオックスフォードも教育では儲けていない
「やりたい」ことで事業基盤を築くまで
時間をかけて膨らませていく「農耕型起業」のススメ
自分の中のミッションを世の中に出していこう
第2章 「食う」ために使える10のプロフィットモデル
第2章 「食う」ために使える10のプロフィットモデル
第3章 起業までの3つのステップ
第3章 起業までの3つのステップ
独立するまでの3つのステージ
- - 潜伏時代(2~5年)
自分のミッションを悟り、心がうずきはじめる
自分のアイデアや考えを友人や公に発表
とにかくボランティアでもなんでもいいからはじめて見る(もし学生で内定がないなら、インターン・丁稚奉公をする)
- - 独立時代(1~3年)
知人の紹介などをきっかけに、アイデアやスキルでお金が入る
副業的収入が年100万円をこえる
飛行機が浮力をえて飛び立つように独立
独立後、1年間はご祝儀案件で食べてゆける
自由だが孤独な時
- - 起業時代(1~3年)
核となる商品、プロフィットモデルができる
開発、営業、生産、総務など業務がわかれる
いわゆるヒト、モノ、カネ的な問題に追われる時代
固定費を上げるときには必ず外部の意見を取り入れる
人を雇うときは、そのエグジット、つまり「別れ」を意識して覚悟する
第4章 独立後に身につけるべき3つの考え方
第4章 独立後に身につけるべき3つの考え方
サラリーマン時代の価値観は独立したら捨てるべし
- サラリーマン時代と独立事業者の価値観の違い
- -お金の考え方の違い
予算をもとに考える→投資対効果で考える
毎月、一定の金額水準を守る→経費になるかは重要
固定費が中心。むしろ変動費が恐ろしい→固定費をもたないことに注力。年収3000万円でも安心はできない。
- -時間の使い方
時間の「長さ」が重要→時間の「密度」が重要
9~5時、そこに「居る」ことで、存在感を出すようにする→密度が濃くなるように余暇や休息を自由に設計。スケジュールとタスクの管理を徹底し、重要でないことはまったくやらない。
- -リスクの取り方
集団内での評価をあげる→顧客に対する価値を上げる
ベストを尽くす→ベターを積み上げる
1つの業務に従事→複数のプロジェクトを同時に遂行